ビリヤニとファザール。
私の仕事の事なんですけど。「経理」で入社しました。
いえ、「経理」で入社したはずでした。
が。
が。
実際は、「配達&販売&経理&総務&色々!」で、1日それぞれに裂く時間がカッツカツな有様です。
まず9:30に出社。その後朝は、麹町本店で仕込んだカレーや、その日使う野菜・肉・その他、コック服、使い捨て容器などを車で衆議院内の2店舗へ配達。そのついでに各店舗に対しての経理と総務の仕事も。(毎月のタイムカードの回収とか、私が事前に作成しておく必要書類の配布とか、足りない物を聞いて発注かけたりとか、従業員のグチ聞いたりとかetc..)
それから戻って、11時過ぎから午後2時まで1Fの灼熱の厨房内に設置されたテイクアウトカウンターでテイクアウト販売。灼熱&立ちっぱなし&超忙しい。で、その後レジ締めて計算して、つかの間の休息後、(この休息時間も、お弁当箱が無いとか袋が無いとか洗剤が無いとかアレがないとかで、ずっと業者に電話したり従業員の対応になるのでお弁当食べるだけで精一杯)麹町本社の事務所が工事中なので、一番暑い午後3時過ぎの時間帯に大塚まで移動してほぼ日陰無しの道を徒歩で約15分歩いて仮の事務所へ移動。
雨の日も風の日も月曜日から木曜日まで毎日。しかもそのオフィス超タバコモクモクで。汗だくの洋服が全部タバコを吸い込む。涙
で、ほとんど残されていない時間を使って、経理作業。合計4店舗の伝票整理や日計やあれやこれや。給料関係以外は全部やる。ほぼ1人で。爆 でもその合間に各店舗の大量な伝票を印刷して手動の紙切りで切ったりとかもう自分の仕事がなんだかよくわからなくなる。汗
とにかくやること多くて残業したら翌朝になっても終わらないから、時間になったら諦めて中断して逃げる、をしないと一生仕事してないと行けない感じ。しかも経理なので、仕入れの締め、人件費の締め、月末で、月3回位ピークがやってくる。
ひいいいいいいいい。涙
でも、私の頑張れる源それは、現場のみんな。遠い日本に来て安い給与でがんばって国の家族を養う、でも毎日明るいみんな。そんな仕事も現場の皆ががんばってるから、私も力になろうと感張るわけ。
で。
毎朝行く衆議院の大きい方の店舗にファザールというのがおりまして。毎朝駐車場へ荷台で取りに来るんですけど。短い時間にいろんな話しして面白い。
「奥さんにiPhoneとられて、ワタシ、ガラケーねぇ~。カワイソウねぇ~」とかいってるインド人。笑
たまに、「コレアゲルヨー」と、インド土産のピアスくれたり、ホント気を使ってくれる日本人みたいなインド人。笑
で、ファザールが9月までインドに帰るので、麹町本店のコック長のアリさんが、金曜日の夕方マトンビリヤニ(ビリヤニは炊き込みご飯みたいな感じ?)を大量作成してて。各店舗のインド人皆で帰国パーティーを寮でするらしい。誰かが帰国する度やるみたい。で帰りに「サクラまてー!」って持たせてくれた。金曜日は夕方、衆議院の店舗へゴミや容器の回収があるから、終日麹町にいるので。
で、その後地下鉄乗ろうとしたら、ファザールも電話わざわざくれた。「今麹町キタヨー。ドコー?」と。もう駅だよーと言ったら「ビリヤニたべてネ~」だって。
毎朝配達で顔会わしてたんだけど少し淋しい。こうして現場は良いコミュニケートとれてて嬉しい。私の使うヒンディー語も少しずつ増えてる。テイクアウトのオーダーではヒンディー混ぜて皆とコミュニケーション。
「エイク マトンナン オウル エイクベジタブルライス、 袋アラダアラダ!」
これは、身内の業界用語みたいに省略しつつ、日本語も混ざったりしつつ(インド人達も日本語まぜてやりとりしてる。たとえば2F店舗から、おかわりのナンのオーダーがスピーカーでくると、「オカワリナン~」とお互い言い合ってる)話しているので、厨房の常識?はMIXの言葉となる。笑
で、意味は、
「マトンカレーをナンで1つと、ベジタブルカレーのライスを1つ、(←2つ同時に頼んで会計一緒だけど)袋は別々でお願いします」
となるわけです。
てなわけで、みんないつもダンニャワード!(ありがとう)
今夜はビリヤニで夕ご飯で晩酌でしたん。おいしかった~。(辛さとミントがポイント。そして私はインドカレーはマトン好き。皆知ってるから、マトンだぞ!となぜか得意げだった。笑)
↓アリさん特製マトンビリヤニ。このお肉の塊は、スペアリブみたいにほぼ骨でしゃぶると美味しい。もちろんお肉そのものも入ってます。
*ビリヤニ(Wiki)
http://ja.m.wikipedia.org/wiki/ビリヤニ
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