Rayさんへの感謝を書いてみようと思う。
※すいません。題名は仕様上全て英字が大文字になります。RayさんがRAYになります。ごめんなさい。
Rayさん。当初私は全く彼女の事を知りませんでした。本当に申し訳ない話ですが、プロレスの世界へ転向して、1-2年は、皆が誰もが知っている選手を全く知らない状態。勉強したくても多すぎてどこからどうしたら、な状況。
だから、試合などで接点のある選手しか知らなかった。
でも。プロレスファンではなかったけど、重度のアルツハイマーの祖母が女子プロレス大好きで、小学生の時はよくTVでみてたから、その当時の有名な選手は知ってる!な状況。
で。プロレスへ転向してから私にとっての転機が、実はWNCのクズプロ。正直、名前の通り「クズ」がついているので出たくても受けれなかった選手もいるらしい。でも、先生に相談したら、「SAKURAは今経験する時だから大丈夫。やってみな!」っていってくださって。全力で参加させていただきました。
正直これがきっかけで、私にとっては劇的な環境の変化が。
まずは、総合格闘家時代も「自分では」試合しなかった後楽園で試合した。セーラー服でだけど。爆
で、総合を引退した時、最後のパンクラスの試合を色々あってお断りして引退したのに、後楽園の試合後、トイレ行こうと角曲がったらパンクラスの代表とバッタリで、「本当にプロレスしてるんだねー。がんばってね~」とねぎらいの言葉が。ていうか、え??なんでいるの?っておもったけど、パンクラスの前はスマッシュだから、そうか、みたいな。なんか思わず「すいません!」と意味不明に謝った記憶が。笑
そこに今の会社の社長が、フっときてくれたり。(当時はまさか勤めるなんて想像もしなかったけど)そしてこの後楽園で私を沢山の人に知ってもらえた。
今だから言えるけど、WNCのTAJIRIさんの練習に出稽古させていただいて、風のように輝いて消えたヨッシーさんとか、あとはパンテイラさんとか一緒に練習させていただいた事も。
で、なんでこんなこと書くかというと、その関係でたまたまRayさんとWNCのクズプロで出会ったわけです。
というのは。
たまたまケルベロスでのクズプロに遊びにいらしていたRayさんが、「SAKURAおもろい!」と思ってくださり。結果、新木場でのRay興行で、覆面vs素顔チームの「負けのこりイリミネーションマッチ」に参加させていただきました。
これは、覆面が負け残ったら覆面を脱ぐ、素顔が負け残ったら覆面になるってやつで、人数おかしくて。笑 素顔5人位?で、覆面沢山。なんで素顔がすくないかというと1人で5人分位あるダンプさんがいるから。笑
という事で。わたしでも知ってるダンプさんと新木場で組ませていただいたわけです。
なんかすごく不思議な気持ちになったの覚えてる。正直本心は、なんでこの人と一緒にリングにいるのかな?位、覚醒してない自分が頭のどこかにいて、なんていうか不思議で感動的でした。
話それるけど、私によく似た怪人セーラー服はクレーンユウさんと組んでるので。(私はマネージャーですっ)なんか、あともう1人でコンプリートか!と思う位不思議よね。人生って不思議。
で、その新木場で私を沢山の方々に知っていただき。未だに応援してくださってる方々もいます。
そしてその時の新木場で。総合格闘家時代もないくらい、サインを沢山かかせていただきました。
その時はまだサイン販売とかそういうのしてなかったから、とりあえず聞かれたら書く状態で。なんかずっと書いてた。汗
プレゼントも沢山いただいて。嬉しい荷物の重みと愛情の重みでつぶれそうになって帰りました。
つまりね。
Rayさんが私を見つけてくれたから。今のこの私がいるの。今の私に繋がってるの。沢山の人に私を知っていただく事ができたの。
ゲラゲラしながら「おもしろいよねー!(SAKURAが)」といってくださったRayさん。今だから言えるけど、某所のスープストックで話ししていて、自信ないです、くらいに弱気に言ったら、なんていうかポーンと背中叩くみたいな言葉をかけてくださった。あの言葉私の中でいまでも真ん中にあるんです。
多分Rayさんは覚えてないとおもうけど!爆
本当に今の私がいるのは、ここにいられるチャンスをくださったのはRayさん。
感謝しかないです。
Rayさんにもつたえたけど。私に何ができるかなんてわからない。だけど、今年44歳。44年生きてきた分の悲しさやつらさ、44年分体験してきた体感してきた事はわかる。
彼女本人の苦痛やつらさや絶望や、そういうのは解るわけないけど、44年の人生の中で見てきたこと体験してきたことはわかるから。それを駆使してなにができるかなって、勝手に私は思うのです。
私が今まで不幸だとか、ツライとか、悲しいとか、なんで?とか思ってそれをなんとか良い意味で時に誤魔化し、それぞれ苦しみながら解決し、解決できてない事もあるけど、その経験で苦しんでいる今の彼女の何か力になれたらいいなと思うから。
すごくすごく考えます。私が持ってるピースのどれが使えるか、どれをつなぎ合わせたら彼女の力になれるのかって。
事故で、病気で、自殺で、他殺で、その他いろいろ、友人との別れを経験してきました。でも、それと同じ位、不死鳥のごとく蘇った友人達にも圧倒されてきました。
私を救ったRayさんだから、今度は自分もあたりまえに救えるはず。だってRayさんが皆に放って育った皆の愛のサポートはRayさんが考えるよりものすごく、でっかいですよ。
Rayさんが自分で放ったパワーのデカさに、今気がついちゃう時です。そしてそのパワーに甘える時です。皆の想いと愛は病気を全部やっつけちゃう位やばいんです。
本当に。
面と向かってお礼を言えていませんでした。こんな状況で言うのもなんですが。
Rayさん、感謝以外ありません。だから、私も今年44歳。でも、Rayさんが戻ってくるまでがんばるから。
どうかリングで私なりの私㐬のお礼をさせてください。それまでリング降りないようがんばります。
ただ、限界があるので。10年後とかはやめてね。笑 54歳になっちゃうし。笑
私はずっと信じます。皆信じてる。そして祈ってる。
今はちょっと人生の中の休憩の時。すごくすごく大変だけど、いつか今のことをそう思える平和な日々を祈ります。
待ってる。
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